こんにちは。国際税務♡税理士の渕香織です。
昨日は、スタッフの一人が産休に入るためにみんなで青山のカジュアルフレンチに行きました。
長く一緒にお仕事をしてくれていた方なので、なんだか感慨深かったです。
来月からまた一人仲間に加わり、渕香織タックスアンドコンサルティングのチームメンバーも5人になります。
士業をしている友人は、「精神的には一人の方がずっと楽」と言ってました。
確かに、一人で仕事をしてると気楽です。でも、私は何よりチームがあることがすごくうれしいのです。
一緒の方向を向いて頑張っていける仲間とともに、喜んだり困難を乗り越えたりできることはすごく励みになります。
さて、今日の本題に入ります。
BEPS[ベップス]って聞いたことありますか。
Base Erosion and Profit shiftingの略で、日本語では「税源浸食と利益移転」といわれています。
最近、グーグルやアマゾン、スターバックス等がアイルランドなどをつかって行う節税スキームが話題になっていますね。
つまり、決して脱税ではないし合法なんだけど過度な節税(どこの国にも法人税を支払ってなかったりするケースも)といわれていますが、課税の公平性という観点からは問題があるために、OECDがBEPSプロジェクトをはじめました。
BEPSを見直すには、各国の国内法だけでなく、国際課税全体を見直す必要があります。
EYの元上司は、日本企業にはあまり影響がないだろうと言ってました。確かにアグレッシブな節税スキームを組むのは外資系企業に多い気がします。。
財務省も、BEPSに関して談話を発表してます。
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/international/20130719.htm
うちの外資系クライアントも影響がでてくるのでしょうか?!
それでは皆様また来週!次回は外国人の税務のお話をしたいと思います。