今日も昨日に引き続き、いただいたご質問に対するお答えをしたいと思います。
(Q)かなり前から、時価会計が主流になってきたと聞いています。
その時価会計の現在と、時価会計の意味を改めて解説して頂きたく思います。
よろしくお願いいたします。
(A)時価会計とは、企業の持っている株式や社債、不動産などの資産を「決算期での市場価格(=時価)」で評価することです。
以前は、企業の保有する資産を「取得した当初の価格」で帳簿上に記載していたため、たとえ取得後に資産価格が大きく変動しても帳簿上では明らかにされませんでしたが、「時価会計」導入によって、「企業が現時点で実際にいくらの資産を持っているのか」という正確な企業財務の状況を知ることができるようになりました。
ご質問はあくまで会計のことだと理解しております。
税務では時価評価が認められているものは会計に比べると少なく、会計では時価評価しなければいけなくても、税務では否認する必要があるものはたくさんあります。
たとえば減損会計など。
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お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。