中小企業の支援-資金繰りについてその2

今日は気持ちの良いお天気ですね。
昨日の続き、中小企業の資金繰りのお話。

このたびの震災で、キャッシュフローが悪化しているという話はよく耳にします。
そういった企業は、財務諸表についても、融資の審査をパスするのには難しいケースが多くみられます。
もちろん、キャッシュフローはいまいちでも利益が出ている会社もあります。
それはそれでまた別の問題があるわけですが、今日は知人の政府系金融機関の方からきいた、審査に通りやすい中小企業は、、

ずばり、顧問税理士がついてること。
だそうです。

会社でも個人事業主でも、顧問税理士がついていると、信用度が確実にアップするからということです。
申告書に税理士名を書く欄がありますよね。
そこに記載していると、信頼性はぐんと高くなるようです。
ネットではどこにものってないと思いますが、実際はそうです。私も経験あります。

私自身も、今まで自分で決算をやっていたという会社の財務諸表や税務申告書をみて、これで調査入ったらどうするんだろう。。
って驚いたことはあります、正直なところ。
ですから、お金を貸す側からしたら、もっともなことなのでしょうねえ。
会計参与がついてる会社は貸出金利も優遇されるので、会計参与や顧問先の監査役に入っている税理士もいます。

でも金利も大事ですが、資金が逼迫している会社は、まず借りる!ことが大事ですからねー。
私のクライアントの中では、
キャッシュフローがとても良いのに銀行がとにかく借りてくれって頼むから借りたっていうところもあります。
そういう話をきくと、今日みたいにお天気の良い日に雨傘を貸してくれることを思い浮かべます。。。

さて、次回は法人税減税がなくなる?っていう話題をします。
お楽しみに。
来週火曜日の予定です。

FYI:中小企業庁震災の被災企業対策
http://www.chusho.meti.go.jp/earthquake2011/110318KyosaiAdd.htm

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