「住宅ローン減税」で知られている住宅借入金等特別控除。
その名のとおり、住宅を取得のために借入金をしたらその残高に応じて減税されるというもの。
そこで、最近ちらほらと質問されるのが、住宅ローンの借り換えをしたらどうなるの?
最近はネット銀行などで金利が低いところが多くでてきて、借り換えをする方が増えています。
通常、借り換えをしたら残高が増えます。
そこで、次の計算式で残高の調整をします。
対象額=C×A/B
A=借換え直前における元々の住宅ローン等の残高
B=借換えによる新たな住宅ローン等の借入時の金額
C=借換えによる新たな住宅ローン等の年末残高
この計算式の意味、わかりますか?
ローンの借り換えをしたら、残高増えるのが一般的といいましたが、その理由は借り換えにかかる手数料とか登記費用とかが上乗せされるのです。
この減税対象はそういった手数料は含まれません。
そこで、上記の計算式をしてもともとの借入金対応部分のみを減税の対象としています。
これは租税特別措置法41及び通達で定められてるのですが、ちょっとややこしい要件とかあるので、実際この制度を使われる方は、
専門家にご相談くださいね!!!